【栄養学講座】日刊スポーツ主催ジュニアアスリートのための「勝ごはん」受講しました

みなさま、はじめまして!
静岡アスリートサポート協会の小塩(こしお)と申します。

本日、グランシップにてジュニアアスリートのための「勝ごはん」という栄養学講座が開催されました。私は、静岡ジュニアユースベースボールクラブの皆さまと共に講座に参加してまいりました。

講座の内容はジュニアアスリート、まさに中高生のスポーツ選手を対象とした「勝つため」の食事を考えるためのものでした。素晴らしい講演だったことと共に、静岡ジュニアユースベースボールクラブの皆様の選手をサポートするその姿勢に強く感銘を受けましたので、この気持ちを記事にいたします。

※ 本講座は毎週木曜日刊スポーツに連載中の「勝ごはん」監修の川端理香先生の座学です。

真剣に講義を受ける静岡ジュニアユースベースボールクラブの保護者の皆さま

「勝ごはん」とはどんなものなのか

世界的トップアスリートの栄養指導をしていらっしゃる講師の川端理香先生が、スポーツの観点からだけでなく成長期でもあるジュニアアスリートにぴったりな食事をレクチャーしてくださいました。この栄養知識があれば勝てる身体づくりができます!

とにかく量を食べることで内臓から強くなる

食事の側面から身体づくりを考える時にもっともシンプルな答え、「とにかくたくさん食べること」です。人間は一般的に、

  • 気温が高い真夏
  • 練習がハードになり疲れが溜まっている時
  • 精神的に追い詰められている時

このような状況になると食欲が落ちます。「食べている場合じゃないよ」なんて思ってしまう時もあるかもしれません。それでも必ず一定量を食べることがとても大切です。たくさん食べるということは、

  • たくさん噛む
  • 胃を動かす
  • 腸を動かす
  • 消化酵素を出す

ということに繋がり、内臓を強くします。強い内臓は強い身体の必須条件であり、基本です。量をたくさん食べるということは、「勝つための食事」の基本です。なんと驚き!「食べることだけをする合宿」を行っているチームもあるそうです。

「出す」こともとても大事

たくさん食べた後には、しっかり出すということも大切です。栄養学的には3日排便がない場合には便秘という扱いになりますが、トップアスリートは1日で5回6回と排便があるそうです。

「出す」を促すには、皆さまご存知の通り腸内環境を整えるということになります。腸内環境を整えるには「善玉菌」を増やせばよいのですが、その具体的な方法は、

  • バナナ
  • 納豆
  • タマネギ
  • 梅干し
  • ヨーグルト
  • キムチ
  • ぬか漬け
  • 酒粕
  • オリゴ糖

を摂ればOKです。これらを含むジュニアアスリートにオススメな料理は、「納豆キムチ乗せごはん」、「バナナヨーグルト・オリゴ糖入り」です。美味しく腸内環境を整えることができそうですね!

筋肉増強で体重を増やす

体重を(適量に)増やすことは、強い身体を作るにはとても大事です。そして、その体重増加を筋肉増強で実現できれば、より強い身体を手に入れることができます。筋肉の増強には、やはり「タンパク質」ですね!

タンパク質を含む食材は、主に5つ。

  • 乳製品

です。豆は「植物性タンパク質」、それ以外は「動物性タンパク質」に分類されます。2つのタンパク質をバランスよく摂ることも大事です。

ここで気を付けたいのがサプリメント。通称「プロテイン」と呼ばれている粉末状のタンパク質のサプリメントがありますが、商品によっては美味しさを重視するあまり糖質が多く含まれています。タンパク質を摂っているつもりで、知らず知らずのうちに糖質を過剰摂取してしまうことがありますので、気を付けましょう。

タンパク質の重要性

前項目で、筋肉をつけるためにタンパク質が大事だという紹介をしましたが、それ以外にもタンパク質の必要性があります。それは、「肝臓の疲労回復」です。ジュニアアスリートは、「身体を強くする」ことと「身体を成長させること」を両立させなければなりません。

成長ホルモンの分泌と肝臓とは密接な関係があり、肝臓が疲労している場合には成長ホルモンの分泌が弱くなることが報告されています。身体を酷使するアスリートは肝臓も疲弊していきます。この肝臓の回復にタンパク質が役に立つのです。

マメ知識ですが、ビールに枝豆という定番は、アルコールで疲れた肝臓を植物性タンパク質で回復させる、ということで理に適った組み合わせなのです。

強くなってほしいと願う気持ち

そして、一番大切なこと、それは保護者のみなさんがお子さん(ジュニアアスリート)に強くなってほしいと願い、食事を準備することです。同じ栄養価の料理(食材)であろうとも、気持ちがこもった盛り付けと、そうでない盛り付けとでは天と地ほどの差があります。

ましてや、ジュニアアスリートの年代は、人生において最も多感な時期です。愛が込められていてこその栄養です。愛を込めるのには、難しいことは必要ありません。純にお子さんのことを想い料理をしましょう。

静岡ジュニアユースベースクラブの選手サポート体制

野球はチームプレーですが、そのチームとは選手と監督だけから成しえるものではないと考えています。ジュニアアスリートの年代であれば、その傾向はより強くなると思います。静岡ジュニアユースベースボールクラブは多方面から選手サポートを実施しており、野球の強さと共に人間力の強さが養われています。

選手たちは定期的にアスリートヨガも受講されています。私も静岡ベースボールクラブのアスリートヨガに参加させてもらったことがあるのですが、

  • 筋トレ
  • ストレッチ
  • 身体の状況を自ら知る
  • リラックス

これらのことを一度にすべて行うことができます。世界のトップアスリートがトレーニングにヨガを取り入れている理由がわかりました。

本日は、そんな素晴らしい静岡ジュニアユースベースボールクラブの皆さまと一緒に勉強ができて光栄でした。ありがとうございます。