1期 稲葉
中学時代。
野球が好き。夢はでっかく、でも毎日は努力するより楽しいほうがいい、
まぁ、子どもらしい子どもだったといえるのかもしれないが…とにかく手がかかった。
良く動く「眠れる獅子」、だったのだろうか?
ただ、アイノックからは決して逃げなかった。うまく取れなくても、どんなにきつくても、めげない。
不屈の精神は持っていた。
正直卒業当時の実力では高嶺の花といえる高校へ、本人の大きな夢をもって入学。
高3の5月には、戦力外通告をされたような形となった。
だが、本人はあきらめることはなかった。
バッティングピッチャーなど精力的にこなし、声もよく出すムードメーカ的役割を率先して引き受けたという。
現監督との出会いも幸運だっただろう。
そして、夏。
父母も驚きの、20番ベンチ入り!
チームば県ベスト8の成績。
「野球の神様はたくみを見捨てなかった!」
母の言葉だ。
もちろん、運もある。だがそれも本人の力が引き寄せたものだ。
眠れる獅子だった中学生時代から見てきた者からすれば、よくここまでやったなあと思う。
次のステージでは、どんなふうに野球とかかわるだろうか?
これからの野球小僧に、野球の面白さを伝えることができるかも。
たくみにしかできない方法で。
これからもずっと、応援しています。