Thinking Baseball 数学ー第1回目ー

第3火曜日は、Thinking Baseball 数学です。

講師は 山田邦彦先生。静岡サレジオ高等学校 数学教師でいらっしゃいます。

本日はまず、この講義のガイダンスがありました。

目的

数学を学ぶことを通して、数学の力を高めるとともに、数学的に考える力を身につける。

さらに、身につけた力を野球や日常生活の場面に活用する態度を高める。

数学は、問題解決のために「考える」ことが大事。考えるって面白い、と実感すること。そして、身につけた「数学的思考力」は野球の場面でも活用できる、強力な武器になります。

約束

  • 数学には色々な考え方があることを知り、考えることを楽しむ。
  • わかった時の喜びを大切にする。
  • わからないときはそのままにせず、必ず解決する。

何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない・・・・アインシュタイン

ガイダンスの後、選手たちでグループ決め。1年生から3年生混合の4人チームが7つ出来上がりました。上級生と下級生はあえて区別せず、問題解決という一つの目標に向かうチームメイトとして、一致団結、協力し合うということが大切になります。

さあいよいよ、問題演習に突入です!!

本日のテーマは「集合」

例えばこんな問題です。

30人のクラスで英語のテストを行いました。問題数は2問。そのうち2問とも正解した人は10人、問1の正解者は18人、問2の正解者は13人でした。

(1)問1だけ正解した人は何人ですか。(2)2問とも正解しなかった人は何人ですか。

この集合は、学校のカリキュラムだと小学6年生で習い、中学入試でも出題されるものですが、次に学ぶのは高校の数学なのだそうです・・・。

先生が用意してくださったコーネル大学式ノートを使って、じっくり頭をひねります。

文章を一生懸命理解しようと考えていても、なかなかピピッとこない・・・

そこでヒント。図を書いてみる!

なるほど、図にすると謎が解けてきます。チームで相談しあって、皆の答えが一つになったところで、問題解決です。

この後、問題は徐々に難しくなって、計3問の問題にチャレンジしました。

インプット(考えて答えを出すという問題演習)も大切ですが、そのあとのアウトプットもとても大切!わかったこと、思ったことをきちんと言葉で表します。わかっていないことを機械的に「はい!」って返事をしない。わからないということも、言っていいんです。不明点はそのままにしないことが大事。そして自分の思いを言葉にした選手へは皆で拍手!

講義の冒頭、先生からの数学が好きな人?という質問に、JY選手の約半分ほどが手を挙げていました。

もしかしたら、わからない・・・という経験から苦手に思い始めた子もいるかもしれません。

ですが、チームメイトと一緒に問題解決に挑む、というこの経験から、数学が好きになってくるかもしれない。そんなことを選手たちの熱心な受講風景を見ながら思いました。

考えることは楽しい!

好きなら絶対得意になる!