2018静岡市長杯 第6回静岡旗争奪中学生硬式野球大会
~大会規定~
1.
競技規則においては、2018年公認野球規則及び本大会規定によるものとする。
2.
チーム登録選手(ベンチ入り選手)は、11名以上25名以内とする。
バットボーイ、ボールボーイ、シートノック補助員は、チーム登録選手(ベンチ入り選手)が務め、必ずヘルメットを着用すること。
3.
出場選手は大会の登録選手に限る。選手は全員傷害保険に加入しなければならない。背番号は必ず登録された番号に限る。変更は認めない(第10条に特例を認める)。
4.
登録選手及び登録された監督1名、コーチ2名以内、マネージャー(スコアラー)1名のみベンチに入ることができる。また、チーム責任者(1名)のベンチ入りについては各リーグの規定に準ずる。但しベンチ入りする場合は大会本部に届け出ること。
5.
第一部は、当該チームに所属しない選手であっても大会本部が認めた場合は参加を許可する。(この場合は、同一チーム内で違うユニホームを着用する選手がいても可とする。)第二部は、単独チームでの参加とする。
6.
チーム責任者は所属団体で定められた服装とし、監督・コーチは選手と同じユニホームを着用(第5条適用チームを除く)すること。なお背番号は所属の団体規定に従うこと。
7.
監督・コーチ・マネージャー(スコアラー)等不在の時
① 監督が不在の場合はコーチ(総監督を含む)を監督の代行と認める。但しメンバー表に明記すること。
② コーチが不在又は欠員の時は各所属団体の指導登録されているものが代行する事を認める。
③ 監督・コーチが不在の場合は速やかに大会本部に申請書を提出し、その事情を認めた時は代理監督・コーチを許可する。
④ その場合、代理であることの証明を出来るようにしておくこと。
⑤
マネージャー(スコアラー)が不在の時は大会本部に届けることにより代理が認められる。
8.
チーム責任者は、監督・コーチ・マネージャー(スコアラー)になれない。
9.
マネージャー(スコアラー)は、各所属団体の定める服装とする。マネージャー(スコアラー)のノック、シート(サイド含む)ノックは禁止とする。
10.
試合当日、球場に到着したチームは、速やかに大会本部で受付をする。この際、選手登録書、チーム責任者・監督・コーチの登録(指導者)証、審査証(選手カード)の確認を行う。事前に登録された選手等に変更がある場合は、当日の受付時に大会本部に申し出をする。なお、受付以降やむを得ない事由の発生により登録選手を変更する場合は、オーダー表交換時までに大会本部に申し出をし、認められた場合のみ変更可能とする。
11.
用具審査は球場到着後、大会本部により指示された場所で、大会本部員または大会審判員により速やかに行う。用具審査は当日1回のみとする。用具審査基準は大会規定別紙として定める。
12.
出場選手が9名を割った場合は出場を禁止する。又は没収試合とする。
13.
外国人選手及び女性選手の出場を認める。人数制限はしない。
14.
試合開始予定時刻60分前までに各球場に到着し、大会本部(又は各試合会場責任者)に到着した旨を申し出る。
15.
いかなる理由であれ試合開始時間までにチームが球場に到着なき時、審判は没収試合を宣告することができる。
16.
組み合わせの若番号が1塁側ベンチ・後番号が3塁側ベンチに入る。
17.
試合球は各チーム1試合につき3球をオーダー表交換時に提出する。各リーグの公式試合球としメーカーについては特に定めない。試合中の補充球は大会本部から支給する。
投手のロジンバッグは、後攻めチームが準備する。
18.
ヘルメットは1チーム7個以上、完全なものを備えること。(但し、ボールボーイ用として別に2個完全なものを用意すること。)
19.
捕手(予備捕手を含む)は、試合及び練習を問わず必ずユニホームの下に規定の防具を着用のこと。
20.
選手は必ずスパイクを着用すること。スパイクは金具式、もしくは一体成型のポイント式とする。
21.
ベンチに持ち込むメガホンは2本とする。但し監督・コーチの使用に限る。
22.
審判員は、ボーイズリーグ公認審判員(大会審判員を含む)及び当該チーム父兄審判(各チーム1名ずつ派遣することとし、各リーグ公認審判員でも可能とする。いずれも服装は各リーグの審判服とする。)で構成する。父兄審判は、当該チームの試合開始30分前までに審判控え室に集合すること。
23.
オーダー表(5部)交換時に両チームキャプテンにより先攻後攻をジャンケンで決める。次の試合のオーダー表交換は4回裏終了時とする。
2回戦以降のオーダー表交換時は、大会本部員及び大会審判員、当該チームのマネージャー(スコアラー)が立ち会い、投手の投球回数について確認を行うこと。
24.
試合前に5分間のシートノック(後攻めより)を行う。
25.
試合は7回戦で行い、試合開始から1時間50分を超えた時点でその回を最終回とする。
負けている先攻チームが攻撃中の場合、同点以上にならない限りは第3アウトをもって試合終了とする。勝っている後攻チームが攻撃中の場合、その時点で試合を終了とする。
26.
試合成立は4回終了を原則とする。
27.
4回終了時(後攻チームの得点が先攻チームの得点より多い場合は4回表終了時)10点、5回以降7点差以上の差が生じた時は、得点差によるコールドゲームとする(決勝も同様)。
28.
5回以降、降雨・日没等により試合続行が出来ない場合は、両チームが完了した均等回の総得点で勝敗を決する。同点の場合は最終出場選手による抽選とする。
29.
雨天により4回未満で試合続行が不可能になった場合はノーゲームとし、大会本部が指定した日時、場所で再試合を行うものとする。
30.
7回終了後又は制限時間を超えた時点で同点の場合は、延長戦は行わず決着がつくまでタイブレークゲームを行う。但し、決勝戦は1回の延長、その後は決着がつくまでタイブレークとする。
31.
タイブレークゲーム
一死走者満塁の状態から行うものとする。
① 打者は、前回正規に打撃を完了した打者の次の者とする。
② この場合の走者は、前項による打者の前の打順の者が一塁走者、一塁走者の前の打順の者が二塁走者、二塁走者の前の打順の者が三塁走者となる。
③ 代打及び代走は認められる。
32.
投球回数制限については「中学生投手の投球制限統一ガイドライン」を適用する。試合終了後、勝利チームのマネージャー(スコアラー)は、大会本部に赴き、投球回数の確認を行うこと。
33.
タイムの回数
① 監督またはコーチの指示、伝達は1試合で攻撃2回守備2回の計4回とする。延長(決勝戦のみ)またはタイブレークに入った場合、それぞれで1回ずつの指示、伝達を認める。
(怪我や交代などの指示、伝達は回数に入らない)
② 守備側の投手に対する指示、伝達が3回目となれば、自動的に投手は交代となり、その投手は他の守備位置についてもよいが、再び投手として登板することはできない。
③ 内野手(捕手を含む)が2人以上投手のところに行った時も1回に数える。
④ 指示、伝達は審判がタイムを宣言してから30秒以内とする。
⑤ タイムを要求し、直接・間接を問わず投手やその他の守備選手に指示を与えた場合は、指示伝達する場所がファウルラインを超えたか否かに関わらず、守備タイム1回として計測する。
⑥ 1イニングで同一の投手に対して指示、伝達が2回目となれば、自動的に投手の交代になる。
その投手は他の守備位置に着くことができるが、同一イニングでは投手として登板することはできない。
ただし、新しいイニングに入れば、再び投手として登板することができる。
34.
守備側チームのタイム中に打者、走者に指示を与えることが出来るが、プレイの再開を遅らせた場合は攻撃側のタイム1回と数えられる。
35.
特別代走を認める。これは、特別な事情(死球による負傷など)により一時的に休めば出場できると審判員が判断したときに限り適用できる。この場合、その打者の最も近い打撃を完了した選手(投手及び捕手を除く)を特別代走とする。
36.
サングラスの着用について
球場の向き等により眩しく選手が危険防止のために試合前か試合中に審判に申請すれば使用を許可する。監督・コーチのサングラス使用は、医学的に必要な場合(事前に球場責任者に届け出る。許可された場合でも帽子の上から前頭部・後頭部への着装は禁止)以外は禁止する。また、選手の使用に際しては以下の条件を守ること。
① 守備中のみ使用を認めるが、攻守交替時・攻撃中(ベンチ内外)は使用禁止とする。
② ミラーレンズ及びガラス製の物は使用禁止。
③ サングラスは監督又はコーチが一括保管。
37.
退場命令については、審判に対して限度を超える侮辱、又は暴力があった場合は権利を行使する事もある。ベンチ外(応援団席・観客)から同様の場合も球場責任者が審判員と相談し退席させることが出来る。
38.
審判員の判定に対する抗議は認めない。但しルールの適用についての確認は認める。
38. 次打者もしくは正規の代打者は、自身の安全のため自軍のネクストサークル内に低い姿勢(片膝を付けて)で待ち、投球動作に合わせたバットスイングは安全対策のため禁止とする。また、ボックス内には自身が使用するバット以外持ち込んではならない。
39. 試合会場には、必ずAEDを配置する。
40. 試合中のグラウンド内キャッチボール(捕手を座らせての投球練習は屋内ブルペンを使用)は2組まで、ベンチ横での素振りは1名までとし、素振りをする場合はヘルメットを着用する。グランド内でキャッチボール等を行う際は、必ずヘルメットを装着した補助員を配置して安全に配慮して行うこと。
41. 試合中の屋内ブルペン使用について。
① 試合中の当該チームの使用は4レーンのうち2レーンまでとする。
② 残りの2レーンは、次試合の練習場とする。
42. 次試合の開始予定時刻は、当日の球場責任者が決定する。
43. インプレー中は、監督・コーチ・マネージャー(スコアラー)及び選手は、ベンチから出ないこと。また、用具についてもベンチ内若しくは指定場所に置くこと。なお、ボールボーイ・バットボーイはヘルメットを着用し、指定場所で待機(椅子利用も可)すること。
44. ベンチ内の留意事項として、以下の項目を厳守すること。
①
ベンチ内での携帯電話等の通信機器の使用は禁止とする。
②
用便以外の理由(監督等による喫煙や電話等)により、無断でベンチから出ないこと。
③ 審判や相手方選手個人に対する野次、相手選手を惑わすような言葉は、ベンチ内選手はもとより、応援者もこれを禁止する(ベンチ及び応援者のマナーは、大会役員、会場責任者、審判員が監督経由で注意する)。
45. 試合、練習を問わず雷雲を感じた場合(音、稲光)は、直ちに中断し様子をみる。
(大会規定 別紙)
用具審査基準
用具 |
審査基準 |
ヘルメット |
□破損、ひび割れ、クッションが動いているものは使用を禁止する。 □同一のものが7個あることを確認する。 |
バット |
□クリップテープが完全に巻かれていないものは補修を指導する。補修ができない状態であれば使用を禁止する。補修が完了し、再審査を受ければ使用を認める。 □バット表面に変形や凹みひび割れ等があるものは、使用を禁止する。 |
スパイク |
□金具やネジに破損があるもの、紐穴に破損があるものは使用を禁止する。 □靴ひもが切れているものは使用を禁止する。但し靴紐を変更し、再審査を受ければ使用を認める。 |
グローブ ミット |
□綴り紐が切れているものは、使用を禁止する。補修後、再審査を受ければ使用を認める。 □紐が長いもの(目安として親指くらい)は、短くするよう指導する。 |
捕手用具 |
□カップを含めて2セットあるかを確認する。クッションが外れているものは使用を禁止する。 □用具のひも等に破損がある場合は、使用を禁止する。補修後、再審査を受ければ使用を認める。 |
上記に記載がない項目でも、安全性の観点から危険があると用具審査員が判断した場合は、その点を指摘、指導することがある。
中学生投手の投球制限に関する統一ガイドライン
1. 試合での登板は以下の通り制限する
1日7イニング以内とし、連続する2日間で10イニング以内とする。また、1日に複数試合に登板した投手、連続する2日間で合計5イニングを超えた投手(5イニングは可)及び3日間連続で登板した投手は、翌日投手または捕手として試合に出場することはできないものとする。
ただし、イニングの端数(0/3,1/3,2/3)は1イニングとみなす。
2. 練習の中での全力投球は以下のとおり制限する
1日70球以内、週350球以内とする。また、週に1日以上、全力による投球練習をしない日を設けること。
(2015日本少年野球連盟の手引きより)
投球回数制限ガイドライン
|
第1日目 |
第2日目 |
第3日目 |
備 考 |
投手A |
3 |
2 |
休 |
1日7イニング以内で連続する2日間で10イニング以内であるためガイドラインの適用はない |
0 |
5 |
休 |
||
投手B |
7 |
3 |
休 |
1日目ダブルヘッダーの片方のみの登板であるため、翌日は第1日目との合計イニングが10イニングまで投球できる |
0 |
休 |
休 |
||
投手C |
3 |
3 |
休 |
連続する2日間で合計5イニングを超えているため、2日目第2試合は投手・捕手として出場できない |
0 |
休 |
休 |
||
投手D |
6 |
休 |
7 |
ダブルヘッダーで両試合に登板したため、2日目は投手・捕手として出場できない |
1 |
休 |
0 |
||
投手E |
0 |
7 |
0 |
1日目は登板なし。2日目の第1試合に7イニング投球できる第2試合は投手として出場できない。3日目は投手Bに同じ |
0 |
0 |
3 |
||
投手F |
2 |
3 |
7 |
3日間連続で登板したので4日目は投手・捕手で出場できない |
0 |
0 |
休 |
・数字は登板イニング数「休」は投手・捕手として出場できない日
・「0」は投手として出場していないが、投手以外で出場できる
・投手が1イニングに2回登板した場合のイニングは1イニングとする